クリックして画像を拡大
中近世陶磁器の考古学 第七巻

中近世陶磁器の考古学 第七巻

書名 : 中近世陶磁器の考古学 第七巻
編著者 : 佐々木 達夫
価格 : 7,344 円
初版年月日 : 2017/10/23
ISBNコード : 9784639025283
シリーズ名 : 中近世陶磁器の考古学
在庫状況 : 在庫あり
  • 数量:
シリーズ一覧

この商品に関するお問い合わせ

体裁

22cm/A5判上製・カバー/332頁

内容紹介

「第Ⅱ期」刊行開始!
発掘調査により出土した陶磁器は遺跡との関係を身にまとい、生活文化史を語る歴史資料「考古学陶磁器」へと変貌する。それら資料に基づいた世界各地における過去の生活の諸様相を探る研究成果にはめざましいものがある。本書はその研究の最前線に立つ執筆陣による論文を収載した第七巻である。

著者紹介

編者:佐々木達夫(ささき たつお)
1945年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科考古学専門課程博士課程単位取得退学。金沢大学教授、同学評議員・埋蔵文化財調査センター長を経て、現在、金沢大学名誉教授、古代学協会理事、日本考古学会評議員、石川県埋蔵文化財センター評議員。文学博士。
[主要著書]
『元明時代窯業史研究』(吉川弘文館 1985)、『畑ノ原窯跡』(波佐見町教育委員会 1988)、『日本史小百科・陶磁』(東京堂出版 994)、『陶磁器、海をゆく』(増進会出版社 1999)、『ペルシア湾と紅海の都市遺跡比較から見る古代海上貿易史研究』(金沢大学 2004)、『九谷A遺跡範囲確認調査報告書』(加賀市教育委員会 2005)、『タニ窯跡の研究―カンボジアにおける古窯の調査―』(連合出版 2007)、『地域社会の文化遺産から探るイスラーム陶器の文化的変遷』(金沢大学 2008)、『シャルジャ、砂漠と海の文明交流』(シャルジャ展日本開催委員会 2010)、『中国陶磁 元青花の研究』(編著 高志書院 2015)、『中近世陶磁器の考古学 第一巻~第六巻』(編著 雄山閣 2015 ~ 2017)ほか多数。

目次

まえがき 佐々木達夫
元時代青花陶磁器黒斑の画法分析 陳 殿
  はじめに
1.ライン
2.塡色(色付け)
3.結 論
中国・明代の陶磁器国内流通 金沢 陽
 ― 景徳鎮窯といくつかの有力地方窯 ―
  はじめに
1.景徳鎮民窯の生産動向
2.景徳鎮民窯製品の流通市場
3.手工業製品の流通における客商活動の役割
4.龍泉窯の商品流通
5.磁州窯の商品流通
6.福建諸窯の商品流通
0 7.広東地方の陶磁器流通
8.その他の景徳鎮磁の亜流製品により操業した民窯
  おわりに
ソウル・漢陽都城内遺跡出土の朝鮮時代陶磁器 田代裕一朗
 ― その流通消費をめぐる基礎的研究 ―
  はじめに
1.遺跡の性格、出土陶磁器に対する研究の様相
2.朝鮮時代陶磁器の流通消費をめぐる問題
  おわりに
中世袋物の系譜 水澤幸一
 ― 威盛財としての唐物陶磁器瓶類の展開 ―
  はじめに
1.奥州平泉・柳之御所遺跡
2.鎌倉遺跡群
3.相国寺旧境内跡
4.琉球遺跡群
5.一乗谷朝倉氏遺跡群
6.大友氏豊後府内町遺跡
  収 束
福建省漳州窯の研究 森村健一
 ― 漳州窯陶磁と「茶人の都・堺」の茶の湯 ―
  はじめに
1.約400 年後に確認された漳州窯
2.漳州窯の歴史的背景と日本陶磁器への影響
3.堺環濠都市遺跡の概略と漳州窯陶磁器の年代決定法
4.茶会記と屏風に見る堺町人と堺衆の茶の湯
5.堺で発掘された書院と三階蔵茶室出土の漳州窯陶磁器
6.「近世茶の湯型式の確立」に見る漳州窯陶磁器
7.堺の苅田「茶園」から堺に運ばれた茶
  おわりに―なぜ、日本にのみ茶の湯が継承されたのか
広域展開した瓦器 新田和央
 ― 奈良火鉢・風炉について ―
  はじめに
1.畿内の火鉢
2.広域展開の素描
  おわりに
中野遺跡出土の貿易陶磁器と中世後期京都産土師器 中嶌陽太郎
 ― 中世丹後府中の考古学的解明に向けて ―
  はじめに
1.貿易陶磁器
2.「井戸状遺構SE01」出土の土師器皿
3.貿易陶磁・「SE01」出土遺物と丹後府中の歴史
  おわりに
中世陶工の労働形態に関する一試論 金子健一
 ― 瀬戸窯と東濃窯のロクロピットを題材に ―
  はじめに
1.ロクロピットとは
2.ロクロピットの分類
3.瀬戸窯(山茶碗専焼窯)の様相
4.瀬戸窯(古瀬戸焼成窯)の様相
5.東濃窯の様相
  おわりに
備前焼の徳利 乗岡 実
  はじめに
1.備前焼徳利をめぐる研究史
2.編年案
3.他産地の徳利との関係―モデル・コピー、オリジナル・アレンジ―
4.流 通
5.機 能
佐賀藩内における鍋島焼の使用 德永貞紹
  はじめに
1.佐賀藩内における鍋島焼の出土例
2.出土資料が示す鍋島焼の使用
  おわりに
江戸中期における家紋入り磁器の盛行について 大橋康二
1.家紋入り磁器製作の始まり
2.例年献上以外の将軍家への献上の中の陶磁器
  ―将軍に関わる家紋三葉葵入り磁器―
3.禁裏御用品の家紋入り磁器
4.鍋島藩窯で作られた家紋入り磁器
  おわりに
「室津」海底から採集された近世陶磁器 赤松和佳
  はじめに
1.室津の概要
2.採集された陶磁器の分析
3.陶磁器の画期
4.各時期の様相
  おわりに
マジョリカ陶器の物語 La storia della Majolica 松本啓子
 ― 宗教改革・鎖国を凌いでやって来たヨーロッパの壺 ―
  はじめに
1.日本のマジョリカ陶器アルバレルロ
2.ヨーロッパ・マジョリカの歴史―La storia della Majolica di Europa―
3.いったい日本のアルバレルロは何者か
  おわりに
執筆者一覧

購入者レビュー

この商品に対するご感想をぜひお寄せください。

ページトップへ戻る