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統一新羅土器様式の研究

統一新羅土器様式の研究

書名 : 統一新羅土器様式の研究
編著者 : 朴 成南
価格 : 13,200 円
初版年月日 : 2022/5/25
ISBNコード : 9784639028369
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

27cm/B5判上製・函入/240頁

内容紹介

新羅による韓半島統一がいかなる文化的変容をもたらしたのか。
出土する土器様式の変遷を跡づけ、整理することで、新羅の文化と在地の文化がどのように混交していったのか、どのような経路で伝播していったのかを考察する。変遷過程をより明確にするため、統一新羅以前の6世紀後半から後三国時代の10世紀までを扱う。

著者紹介

朴成南(パク・ソンナム)
1979年 韓国慶尚南道固城郡生まれ。
2020年 立命館大学大学院 文学研究科終了 博士(文学)
現在 韓国(財)首都文物研究院 調査研究部長
主要論文
「ソウル・京畿地域の印花文土器に関する小考― 古墳出土の高杯・台付椀・蓋を中心に」『新羅文化』第51集、東国大学校新羅文化研究所、2018年
「七世紀以降の日本と新羅の文化交流―畿内地域から出土する新羅土器を中心に― 」『立命館史学』第40号、立命館史学会、2020年
「新羅蔵骨器の新資料の紹介」『古文化談叢』第84集、九州古文化研究会、2020年
「日本出土新羅土器の現況と時期別特徴」『文化史学』 54号、韓国文化史学会、2020年

目次

はじめに
第Ⅰ章 統一新羅土器の研究動向
第1節 研究史
第2節 土器器種の分類
第Ⅱ章 統一新羅土器の変遷
第1節 遺跡の概要
第2節 暦年代資料の整理
第3節 土器の分析
第4節 土器の段階設定
第5節 新羅硯の検討
第Ⅲ章 統一新羅土器の地域性
第1節 地域の設定
第2節 漢州地域の土器
第3節 尚州地域の土器
第4節 他の地域の土器
第5節 まとめ
第Ⅳ章 7世紀以降日本出土の新羅土器
第1節 研究略史
第2節 畿内出土の新羅土器
第3節 九州・関東地方の出土現況
第4節 日本で出土する新羅土器の時期的な特徴
第Ⅴ章 統一新羅時代の蔵骨器の考察
第1節 研究略史
第2節 蔵骨器の形態分類
第3節 資料の分析
第4節 十二支と蔵骨器
第5節 蔵骨器の変化様相
第6節 まとめ
おわりに
あとがき
引用文献

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