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対馬暖流をめぐる先史時代の土器文化

対馬暖流をめぐる先史時代の土器文化

書名 : 対馬暖流をめぐる先史時代の土器文化
編著者 : 幸泉 満夫
価格 : 24,200 円
初版年月日 : 2024/01/16
ISBNコード : 9784639029540
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

27cm/B5判上製・カバー/576頁

内容紹介

列島に、未知の土器文化帯が潜在!!
縄文時代の後半、対馬暖流に沿う東西約600㎞の範囲に、これまで考古学界が把握できてこなかった未知の土器文化帯が潜在していた。
“文様のない土器”を新たなキーワードに、大陸・韓半島と日本列島との新たな接点を、独自の視点から徹底追跡する。
構想20余年… 著者がその半生を捧げた渾身の著書、ついに、発刊!!

著者紹介

幸泉 満夫(こいずみ みつお)
1998年 国立 広島大学大学院文学研究科博士課程前期修了 修士(文学 広島大学)
2004年 博士(文学 広島大学)
現 在 国立大学法人 愛媛大学法文学部准教授
本書と関連する主な業績
「西日本縄文後期土器組成論」『考古学研究』第48巻第3号(考古学研究会、2001年)、「土器底部形態にみる縄文時代後期社会の小地域性」『四国とその周辺の考古学』(犬飼徹夫先生古稀記念論集刊行会、2002年)、「山陰地方における縄文時代後期社会の小地域性」『考古論集』(河瀨正利先生退官記念事業会、2004年)、「北部九州にみる縄文時代後晩期社会の小地域性」『古文化談叢』第62集(九州古文化研究会、2009年)、『西日本の縄文土器』(共著、真陽社、2010年)、「西日本在地系縄文土器の研究」『縄文時代』第23号(縄文時代文化研究会、2012年)、「津雲A式土器の型式学的研究」『古文化談叢』第71集(九州古文化研究会、2014年)、「彦崎K1式土器の型式学的研究」『古文化談叢』第75集(九州古文化研究会、2016年)、「谷尻系土器群の研究(上)・(下)」『縄文時代』第30・31号(縄文時代文化研究会、2019・2020年)、『縄文農耕論と関連考古学史 조몬 농경 론과 관련 고고학사』(日本学術振興会科学研究費(基盤研究C) 成果学術書Ⅰ、2021年)、「岩田系土器群の研究」『古文化談叢』第88集(九州古文化研究会、2023年)、『縄文時代の終焉』(共著、雄山閣、2023年)など

目次

第Ⅰ部 対馬暖流ベルト地帯と新たな課題の設定
第1章 対馬暖流ベルト地帯
第2章 西日本の無文系土器をめぐる課題と関連学史
第3章 西日本内部の小地域区分と各基準の設定

第Ⅱ部 対馬暖流ベルト地帯内部における各地の様相
第1章 韓半島東南部域
第2章 北部九州沿岸域
第3章 山陰中部域
第4章 北陸西部域

第Ⅲ部 対馬暖流ベルト地帯周縁の様相
第1章 東西瀬戸内域
第2章 東南四国域
第3章 南四国域

第Ⅳ部 文様のない縄文土器と対馬暖流ベルト地帯
第1章 総括―新たに導かれた17のフェイズと大画期―
第2章 課題と展望
コラム①下関市神田遺跡と対馬暖流ベルト地帯
コラム②隠岐諸島と対馬暖流ベルト地帯
コラム③北陸系土器と中期以前の対馬暖流ベルト地帯

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