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東アジアと江田船山古墳

東アジアと江田船山古墳

書名 : 東アジアと江田船山古墳
編著者 : 白石 太一郎 玉名歴史研究会
価格 : 2,970 円
初版年月日 : 2002/06/05
ISBNコード : 9784639017653
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

206p / 21cm / A5判
上製・カバー

内容紹介

金銅製装身具や銘文をもつ大刀を出土したことで有名な熊本県江田船山古墳をめぐるシンポジウムの記録。 5世紀後半~6世紀前半の日本を東アジア的視点からとらえる。 第1部 船山古墳の主は誰か(土蜘蛛津頬のクニ;船山古墳の墓主は誰か;船山古墳被葬者像研究略史;菊池川流域における首長墓の変遷―阿蘇谷とのかかわり;熊本の古墳からみた船山古墳) 第2部 磐井の乱をめぐって(磐井の乱とその後の肥筑;菊池川流域の装飾古墳;磐井の「乱」及びそれ以降について)

著者紹介

白石太一郎 [シライシタイチロウ] 国立歴史民俗博物館教授

目次

シンポジウム記録の刊行にあたって 国武慶旭
第一部 船山古墳の主は誰か
土蜘蛛津頬のクニ 田邊哲夫
   はじめに/『古事記』『日本書紀』の記載/舟形石棺について/おわりに
船山古墳の墓主は誰か 白石太一郎
   はじめに/江田船山古墳の埋葬施設/副葬品にみられる三相/銀象眼銘の太刀/被葬者の問題/稻荷山鉄剣との比較/おわりに
船山古墳被葬者研究略史 西田道世
菊池川流域における首長墓の変遷 隅 昭志
   阿蘇谷とのかかわり
   前方後円墳の出現と展開/菊池川流域の前方後円墳/阿蘇谷との関係
熊本の古墳からみた船山古墳
   はじめに/有明沿海地域における首長墓の変遷/船山古墳の歴史的位置づけ/菊池川下流域から運び出された阿蘇石製石棺/船山古墳の被葬者像/おわりに
シンポジウム1「船山古墳をめぐって」

第二部 磐井の乱をめぐって
磐井の乱とその後の肥筑 田中正日子
   はじめに/資料にみえる磐井の乱/史料の矛盾と乱の経過/筑紫君磐井の墓墳/筑紫君の本拠地/大型古墳の消滅と「倭寇」/ヤマト朝廷の外交と航路/江田船山古墳の被葬者/百済王家と筑紫の軍士/磐井の乱前後の筑後川流域/ヤマト朝廷の支配強化/肥君の勢力拡大/皇族将軍の西下/百済高官日羅の進言/磐井と豐前の新羅人/新羅からの五十猛命
菊池川流域の裝飾古墳 高木正文
   はじめに/玉名平野の裝飾古墳/山鹿盆地の裝飾古墳/菊池平野の裝飾古墳/おわりに
磐井の「乱」及びそれ以降について 島津義昭
   「乱」の時期/「乱」前後の変化
シンポジウム2「磐井の乱をめぐって」
編集を終えて 国武慶旭

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