261,11p / 21cm / A5
上製・ケース
土器交流が語る人と社会の動態。
弥生後期から古墳前期の土器の精緻な分析を通して倭国大乱から邪馬台国連合を経て大和政権成立まで激動の時代の東国社会の様相を浮き彫りにする。
比田井克仁 [ヒダイカツヒト] 1957年東京都杉並区に生まれる。1980年早稲田大学文学部卒業。1980年東京都埋蔵文化財センター調査研究員。2002年法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻博士課程満期退学。2002年文学博士。現在、中野区立歴史民俗資料館主任学芸員、実践女子大学非常勤講師
序章 研究の視点
第1章 土器の系譜と展開(弥生時代高坏の系譜と展開;受け口状口縁甕の出自;二重口縁壷の東国波及)
第2章 土器移動と人の動き(弥生時代後期における南武蔵の土器交流;古墳時代の東日本における土器移動の様相;土器移動の実例―北陸系土器から)
第3章 在来土器圏の拡大―下総地域の主体性
終章 土器移動の類型と原理
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