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季刊考古学146号 火山災害考古学の展開

季刊考古学146号 火山災害考古学の展開

書名 : 季刊考古学146号 火山災害考古学の展開
編著者 : 桒畑 光博
価格 : 2,640 円
初版年月日 : 2019/02/01
ISBNコード : 9784639026228
シリーズ名 : 季刊考古学 本誌
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5変判並製/116頁

内容紹介

旧石器から近世まで、全国の火山災害遺跡の発掘調査最前線。
はじめて全国的に火山災害考古学の研究成果をまとめる。

著者紹介

桒畑 光博(くわはたみつひろ)
1963年宮崎県生まれ。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。現在宮崎県都城市教育委員会文化財課主幹・九州大学アジア埋蔵文化財研究センター研究員

目次

特集にあたって―火山災害考古学序説―(桒畑光博)
災害考古学の方法と展開(能登 健)

狩猟採集民は火山災害にどのように向きあってきたのか
 姶良カルデラの大噴火と人々(藤木 聡)
 霧島小林軽石―遊動社会と火山災害―(松本 茂)
 三瓶山噴火災害(角田徳幸)
 鬼界アカホヤ噴火災害と狩猟採集民の対応(桒畑光博)
 東南部九州における縄文時代の局地的噴火災害―桜島火山と霧島火山群のテフラを中心として―(桒畑光博)
 十和田中掫テフラ噴火と縄文人―八戸地域を中心に―(市川健夫)
 縄文時代中期後葉の富士山噴火と縄文社会への影響(篠原 武)
 伊豆・箱根・富士山縄文時代後・晩期噴火災害(杉山浩平)
首長制社会・律令制社会は火山災害をどのように受けとめたのか
 古墳時代榛名山噴火による被害と復興について(杉山秀宏)
 富士山古墳時代・平安時代噴火災害(藤村 翔)
 平安時代の浅間山噴火災害と社会の対応(小島敦子)
辺境地域では火山災害にどのように対応したのか
 開聞岳火山災害と対応の実態―7世紀後半と874年の事例から―(中摩浩太郎・松﨑大嗣・鎌田洋昭・西牟田瑛子)
 平安時代の十和田火山噴火災害と地域社会の対応(丸山浩治)
中~近世社会は火山災害をどのようにのり越えたのか
 中世の桜島火山噴火による田畠の災害と復旧(桒畑光博・髙橋浩子)
 富士山宝永大噴火の被害と復興―神奈川県秦野地方の様相―(天野賢一)
 浅間山天明三年(1783)噴火・社会への影響と復興(関 俊明)
 【コラム】17世紀の自然災害とアイヌ社会―伊達市の調査事例から―(添田雄二・青野友哉)
 【コラム】火山災害考古学の現代的意義(桒畑光博)

最近の発掘から
 花粉・種実と昆虫遺体が語る縄文の生活史 埼玉県北本市デーノタメ遺跡(磯野治司・佐々木由香・阿部芳郎)
 南インド巨石文化を掘る インド共和国クッティコル古墳群(上杉彰紀)

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