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季刊考古学155号 土器研究が拓く新たな縄文社会

季刊考古学155号 土器研究が拓く新たな縄文社会

書名 : 季刊考古学155号 土器研究が拓く新たな縄文社会
編著者 : 阿部 芳郎
価格 : 2,640 円
初版年月日 : 2021/4/25
ISBNコード : 9784639027560
シリーズ名 : 季刊考古学 本誌
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製/132頁

内容紹介

縄文土器と社会(阿部芳郎)
型式学と縄文土器の地域性
 狩猟採集社会における土器の誕生(藤山龍造)
 日本列島における最古土器群の特質(栗島義明)
 南島初源期の土器(横尾昌樹)
 南九州の早期土器―その独自性を探る―(前迫亮一)
 早期土器の広域化と地域性-その背景(金子直行)
 九州と朝鮮半島の関係性と土器型式(水ノ江和同)
 阿玉台式と大木式にみる地域間関係(塚本師也)
 広域土器分布圏の形成とそのメカニズム―東日本の後期中葉土器群の動態―(竹林香菜)
 東北晩期土器の器種構成(小林圭一)
 九州地方における晩期から弥生開始期をめぐる型式学(宮地聡一郎)
土器の多様な分析視点
 前期漆塗土器の技術構造(蒲生侑佳)
 縄文原体(髙野紗奈江)
 レプリカ法―土器の情報構造を読み解く―(小畑弘己)
土器の用途の解明と理化学分析
 土器付着炭化物の同位体分析で探る土器の使い分け(米田 穣・阿部芳郎)
 製塩土器と製塩行為―土器型式学と微小生物遺存体の分析が明らかにする土器製塩の実態―(阿部芳郎)
土器と行為論
 注口土器・香炉形土器の異形化・顔身体化と社会背景(中村耕作)
 埋葬儀礼と土器(藤原秀樹)

最近の発掘から
列島最古の石刃石器群を求めて—長野県佐久市香坂山旧石器遺跡— (国武貞克)
三段築成の八角墳・精緻な横口式石槨を確認—奈良県高市郡明日香村中尾山古墳—(米田文孝・西光慎治・辰巳俊輔)
リレー連載・考古学の旬 第13回
高解像度で多角的に土器を見る(中園 聡)
リレー連載・私の考古学史 第4回
北方世界を旅する(木村英明)

著者紹介

阿部芳郎(あべ よしろう)
明治大学教授。1959年千葉県生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了(史学博士)。
主な著書『縄文文化の繁栄と衰退』(雄山閣)・『失われた史前学』(岩波書店)・『移動と流通の縄文社会史』(雄山閣)など多数。

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