664,8p / 21cm / A5判
上製・カバー
『魏志倭人伝』の評釈に永年取り組んできた著者による倭人伝研究の集大成。
全原文の一字一句を精細に読解。
中国史料及び日本の古典・史料からの文献批判を加えるとともに考古学上の最新の成果をふまえ、諸説を検証しつつ、古代史研究上きわめて貴重な「倭人伝」の正しい位置づけと研究方法の確立に迫る。
水野祐 [ミズノユウ] 本名、正圀。1918年大阪府堺市生まれ。1941年早稲田大学文学部史学科国史専攻卒業。その後、早稲田大学文学部教授を経て、早稲田大学名誉教授
第1部 概説篇(『魏志倭人伝』概説;魏を中心とする三国時代史概観)
第2部 評釈篇(総序;帯方郡―女王国間の交通路(狗邪韓国まで;対馬国;一大(壱岐)国
末盧国
伊都国
奴国・不弥国・投馬国
邪馬台国)
女王国傘下の旁国
狗奴国 ほか)
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