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近世大名葬制の基礎的研究

近世大名葬制の基礎的研究

書名 : 近世大名葬制の基礎的研究
編著者 : 松原 典明
価格 : 13,200 円
初版年月日 : 2018/03/10
ISBNコード : 9784639025658
在庫状況 : 美本なし
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体裁

26.5cm/B5判上製・カバー/398頁

内容紹介

近世大名の思惟と実践を墓から読み解く!
神道・儒教・仏教から形成された日本近世思想を、近世大名の葬制から解明する。また、近世宗教にインパクトを与えた黄檗派の展開についても、新たな視角を提示する。

著者紹介

松原典明(まつばらのりあき)
1960 年生まれ。立正大学大学院文学研究科(史学専攻)博士課程退学。専門は近世宗教考古学、墓制史。現在、石造文化財調査研究所 代表。主な著書に 『近世宗教考古学の研究』(2009 年 雄山閣)『近世大名葬制の考古学的研究』(2012 雄山閣)、共編著 『近世大名墓の世界』(2013 雄山閣)など。

目次

第一部 目論見と視角 
 Ⅰ 大名葬制研究の視座と目論見/Ⅱ 近世大名葬制解明への視角 第二部 本・分家創出と先祖祭祀
 Ⅰ 九州近世大名鍋島家の本・分家墓所造営/Ⅱ 近世大名墓から読み解く祖先祭祀/Ⅲ 近世大名家墓所からみたアイデンティティーの形成
第三部 近世大名墓と思惟形成
 Ⅰ 土佐南学の墳墓様式から 神道墓所様式の成立について/Ⅱ 日出藩主木下家墓所造営とその背景/Ⅲ 東海の近世大名墓
第四部 宗教インパクト
 Ⅰ 黄檗宗寿蔵と墓碑の基礎的研究
第五部 近世大名墓とその周辺
 Ⅰ 岡山藩家老六家の墓所とその思想/Ⅱ 近世大名の葬制と墓誌/Ⅲ 品川東海禅寺所在石櫃とその被葬者「岡山夫人」/Ⅳ 木内石亭の交流と墓碑/Ⅴ 徳川将軍家の宝塔造立事情再検討/Ⅵ 近世大名墓にみる東アジア葬制・習俗の影響
第六部 近世大名墓の諸問題
 Ⅰ 岡藩の儒教式墓の一覧と儒教受容の変遷/Ⅱ 廣瀬家史料に見る葬送儀礼について/Ⅲ 岡山藩における墓誌について/Ⅳ 大名と礫石経についての覚え書き/Ⅴ 舟運で運ばれた大名墓の資材/Ⅵ 大洲加藤家の墓所と思想
付 録

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