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日本考古学の論点 上

日本考古学の論点 上

書名 : 日本考古学の論点 上
編著者 : 広瀬 和雄
価格 : 24,200 円
初版年月日 : 2024/06/08
ISBNコード : 9784639029830
在庫状況 : 受注生産可能
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体裁

27cm/B5判上製・カバー/506頁

内容紹介

上下巻あわせて122本の論考を収録。
日本考古学の論点を示す。

POD(プリントオンデマンド)による受注生産方式にて、24年12月下旬より出荷を再開いたします。
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※書籍の仕様は初版と同等です。

著者紹介

広瀬和雄 (ひろせ かずお)
1947年京都市生まれ
大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館勤務ののち、奈良女子大学大学院教授、国立歴史民俗博物館教授
現在、国立歴史民俗博物館名誉教授・総合研究大学院大学名誉教授
〈主な著書〉
『前方後円墳国家』(角川選書、2003年、中公文庫、2017年)、『古墳時代政治構造の研究』(塙書房、2007年)、『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010年)、『カミ観念と古代国家』(角川叢書、2010年)、『古墳時代を再考する』(同成社、2013年)、『前方後円墳とはなにか』(中公叢書、2019年)

目次

日本考古学の論点㊤
はじめに~広瀬史学を未来へ~ 山中 章
序 章
古墳時代研究の論点―新しい古墳時代像と前方後円墳国家― 広瀬和雄
第1章 年代論・編年論
縄紋時代の年代―縄紋土器型式編年の実年代化における論点― 小林謙一
弥生時代の暦年代―弥生早・前期を中心に― 藤尾慎一郎
古墳出土土器と古式土師器の編年研究 山本 亮
古墳時代の時期区分と埴輪編年 廣瀬 覚
円筒埴輪編年研究の現状と課題 辻川哲朗
円筒形埴輪の消滅 河内一浩
須恵器編年について 白石耕治
埼玉古墳群と出土須恵器 酒井清治
青銅鏡からみた古墳時代編年 林 正憲
古墳時代甲冑の形式・編年・年代論提要 橋本達也
考古年代測定における自然科学的研究法の活用 今村峯雄
21世紀の炭素14年代法 坂本 稔

第2章 成立・展開・終焉
濃尾平野における弥生墳丘墓の多様性 島田崇正
前方後円墳出現と畿内弥生社会 禰冝田佳男
箸墓古墳の段築構造と墳形規格 梅本康広
桜井茶臼山古墳の銅鏡群と倭王の性格 福永伸哉
前方後方墳の墳丘形態・形状について―近畿地域の基礎分析― 熊井亮介
倭王権の播丹戦略―大型前方後円墳をどうみるか― 岸本道昭
古墳時代社会複雑化の地域的差異 佐々木憲一
奈良盆地の首長墳における畿内型石室変遷の仕組みとその背景 太田宏明
横穴式石室の展開に関する一考察―畿内と濃尾地方の事例から― 鈴 千夏
群集墳論の探究 中井正幸
後期群集墳における集団形成 細川修平
葛城地域の群集墳にみる土器配置の多様性 東影 悠
新沢千塚古墳群と石光山古墳群の検討―ヤマト王権とのかかわりについて― 深谷 淳
群集墳の形成と展開―摂津三島の群集墳から― 内田真雄
茨城県那珂市白河内古墳群1号墳と虎塚古墳の関連性について 生田目和利
東国横穴墓群形成に関する一試考(1) 松崎元樹
横穴と末期古墳―古墳時代の終末にかんする試論― 菊地芳朗
前方後円墳から方墳へ―大王墳の墳形変化をめぐる論点の整理― 高橋照彦
第3章 地域と多様性
畿内大弥生・古墳社会の空間構造 一瀬和夫
畿内における前方後円墳造り出しの地域性 髙木清生
東日本の大型化する壺形埴輪―磯浜古墳群出土埴輪の理解に向けて― 蓼沼香未由
下毛野摩利支天塚古墳の築造位置 秋元陽光
古墳時代の東と西 右島和夫
古代国家形成期における在地勢力の競合―那須国造碑の建立と後期古墳から― 眞保昌弘
墳丘規模・数からみた関東地方後・終末期首長墓 小森哲也
総社古墳群と山王廃寺 前原 豊
古代伊勢・国境の地理学―辿りついたら多度― 竹内英昭
美濃地域の後期古墳の地域性―石材の使用方法から地域を考える― 森島一貴
集落遺跡が示す首長墓の出現過程―キビ地域をケーススタディとして― 草原孝典
前方後円墳の分布からみた倭政権と吉備 平井典子
交流する山陰 変化する弥生墓制 肥後弘幸
北陸における布掘り柱掘形をもつ掘立柱建物の性格について―石川県上荒屋遺跡の検討を中心にして― 髙橋浩二
ヒスイ玉生産からみた吹上遺跡の成立 湯尾和広
九州における古墳文化の受容と横穴系埋葬施設の創出―研究史を中心に― 蒲原宏行

第4章 異質な文化の接触・共存
皆と私の縄文文化研究の半世紀―埋蔵文化財行政と縄文研究の歴史― 岡村道雄
海と山から見た弥生時代の四国 柴田昌児
中国鏡と列島先史社会の評価 上野祥史
白山信仰と記紀神話 小路田泰直
壊された古墳、遺された古墳―平城京を例として― 土居規美
古墳文化と貝塚時代後期文化―大隅諸島における様相― 石堂和博
古墳文化と続縄文文化・貝塚文化―境界から見る文化と人間集団― 藤沢 敦
魏晋南北朝考古からみる日本古墳文化 藤井康隆
東アジア都市史と日本の古墳文化 妹尾達彦
建築史と考古学 玉井哲雄
考古学と民俗学―柳田国男の塚・古墳論を中心に― 市川秀之
考古学と歴史学と民俗学の学際協業の有効性について―律令的神祇祭祀の萌芽― 新谷尚紀

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