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韓半島における古代政治体の研究―洛東江一帯の古墳群から見えてくるもの―

韓半島における古代政治体の研究―洛東江一帯の古墳群から見えてくるもの―

書名 : 韓半島における古代政治体の研究―洛東江一帯の古墳群から見えてくるもの―
編著者 : 木村 光一
価格 : 5,280 円
初版年月日 : 2018/03/23
ISBNコード : 9784639025559
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製・カバー/224頁

内容紹介

洛東江水系一帯における三国時代の古墳群を分析
◆朝鮮半島南東部の洛東江一帯の古墳群発掘調査成果を総合的に分析し、伽耶・新羅の政治・社会構造を読み解き、また、縦長板冑から文化的性格を読み解く。
◆日本列島の古墳時代における「任那」と、朝鮮半島の伽耶・新羅との関係を洛東江一帯の古墳群造営を分析することから解明する。
◆巻末には、韓国の考古学研究者・李盛周の論文『高霊池山洞古墳群の性格』全文を掲載。

著者紹介

木村光一(きむら こういち)
1960 年 愛知県生まれ。
1983 年 南山大学文学部卒業(考古学専攻)。
1986 年 南山大学大学院博士前期課程(文化人類学専攻)修了。
現 在 名古屋市立川名中学校勤務。
〈主要論文等〉
主な論文に、「帯金具について―南山大学人類学博物館所蔵品の紹介と考察―」『伊藤秋男先生古希記念考古学論文集』2007 年
「韓国大成洞古墳群からみた金海の墓制について」『南山考古』43 2015 年「韓国慶尚南道金海市大成洞古墳群について 考古学的考察」『古文化談叢』78 2017 年
編集・翻訳に、『新羅・伽耶社会の起源と成長』(李盛周著 2005) などがある。

目次

第1章 研究の目的・方法
 研究の目的と理論的背景/研究対象(空間・地理・時間)の設定/研究の方法
第2章 洛東江西岸地域の事例―高霊池山洞古墳群を中心に―
 総合的考察/大形高塚古墳についての考察/大伽耶高霊と周縁部
第3章 洛東江東岸地域の事例―新羅周縁部を中心に―
 東萊―堂甘洞古墳群―/義城―長林洞古墳群―/釜山―徳川洞古墳群―/小結
第4章 支配者たちの性格の一側面―縦長板冑からみた―
終 章 結論
付 高霊池山洞古墳群の性格 李盛周〈日本語訳〉木村光一

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