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オシリスへの贈物 エジプト考古学の最前線

オシリスへの贈物 エジプト考古学の最前線

書名 : オシリスへの贈物 エジプト考古学の最前線
編著者 : 吉村 作治
価格 : 15,400 円
初版年月日 : 2020/2/1
ISBNコード : 9784639026945
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判上製・カバー/256頁

内容紹介

大ピラミッド探査プロジェクトの近年の成果も含め、新たな展開を見せるエジプト考古学の最新研究を集大成。

著者紹介

吉村作治(よしむら さくじ)
1943 年、東京生まれ。
現職は、東日本国際大学学長・教授、早稲田大学名誉教授、工学博士(早大)。
専門は、エジプト美術考古学、比較文明学。
1966 年、アジア初のエジプト調査隊を組織し、発掘調査を始めてから約半世紀にわたり調査・研究を続けている。電磁波探査レーダー、人工衛星の画像解析といった最先端の科学技術を駆使した調査により、数々の成果を挙げた。
1974 年のルクソール西岸魚の丘彩色階段の発見により一躍注目され、その後も200 体のミイラ、太陽の船、未盗掘墓の発見等、エジプト考古学史上に数多くの足跡を残している。
2019 年11 月には、カイロで開催された第12 回国際エジプト学者会議において、長年のエジプト考古学での功績に対し、考古省より特別表彰された。
現在は、福島県いわき市にある東日本国際大学の学長を務めながら、講演、執筆活動、さらにeラーニングによる新しい教育システムの制作と普及、日本の祭りのアーカイブにも尽力している。

目次

※目次中の一部が表示上の制約により不正確なものとなっております。あらかじめご了承下さい。

序文(吉村 作治)
ダハシュール北遺跡における新王国時代以降の墓地の発展(有村 元春)
古代エジプトにおける〓と〓の語義解釈(石崎 野々花)
クフ王ピラミッド脇に埋設された2 隻の船の相違点から探る建造順序(柏木 裕之)
サッカラ遺跡における新王国時代の墓地の分布と新たに確認された墓地について(河合  望)
太陽神への連祷のタイトルにある施工に係わる記述の一考察(菊地 敬夫)
世界のレプリカ船(黒河内 宏昌)
アメンヘテプ4 世のテーベの王墓(近藤 二郎)
キョウダイの平等、キョウダイの絆―リビア王朝から考える古代エジプトの家族―(齋藤 久美子)
古代エジプト神話の構造(齋藤 正憲)
ファイユーム新石器文化の両面加工石器に関する再研究(白井 則行)
「肖る」という伝統文化の伝播過程―鳥取東照宮裸祭りにみる地域文化の構築過程―(瀬戸 邦弘)
古代エジプト、新王国時代の青色彩文土器の使用目的について(高橋 寿光)
カエムワセト王子とオペラ『アイーダ』(髙宮 いづみ)
エジプト初期国家形成プロセスの史的再構築―ナカダIII 期の北方支配における地域的組織化―(竹野内 恵太)
波状剝取ナイフの展開とエジプトの文明形成―製作実験からの考察―(長屋 憲慶)
「アラブの春」以降のエジプトにおける文化遺産保存(西坂 朗子)
建築家カーとメリトの切妻型箱の錠について(西本 直子)
古代末期のメンフィス水辺景観に関する若干の覚え書き―考古学とリモートセンシングのコラボレーションのために―(長谷川 奏)
ファラオの起源(馬場 匡浩)
ビーズネットが果たす機能の再考(福田 莉紗)
第19 王朝と第20 王朝の鎮壇具に含まれるファイアンス製品に関する一考察(南澤 武蔵)
称号から見たダハシュール北遺跡の中王国時代の被葬者像―58号墓を手掛かりとして― (矢澤 健)
中王国時代における〓の副葬とその背景―オブジェクト・フリーズと考古資料からの考察―(山崎 世理愛)
大ピラミッド探査プロジェクト 2018-2019(山下 弘訓・吉村 作治)
古代エジプト木造船の「舷墻」再考―内外二重「舷墻」の可能性をめぐって―(山田 綾乃)
エジプト発掘50 年(吉村 作治)
古代エジプト、単純埋葬における課題(米山 由夏)
 あとがき/執筆者一覧/吉村作治先生略年譜

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