
短期間で〈篆書〉が習得できる!!
本書は、「説文」に示されている字体を、初学者にも理解しやすく、分類的、段階的に編成して、短期間に篆書体がマスターできるよう、筆者の学書過程の体験に基づき解説した篆書早わかりハンドブックです。
(「はじめに」より)
造字のための〔部首・主要篆体一覧〕も充実した好著の【第三版】

水野栗原(みずの りつげん)
書道研究・幽玄会主宰。意識的に無所属のまま現在にいたる。桂林碑林に作品碑を建立。
現代写経研究会や日本学生俳句協会の代表を務め、国立能楽堂能本執筆にも携わる。
《主な著書》
『千字文異体字類』(近藤出版社)、『法華経写経入門』(名著出版)、『俳句の書き方』(日貿出版社)、『俳句の国の天使たち』(共著・教育書籍)、『世界のこども俳句館』(共著・平凡社)、『昭和・平成歳時記』(共著・蝸牛社)、『仏語墨場必携』(日貿出版社)、『写経の手ほどき』(雄山閣)、『漢字のエロス』(雄山閣)、『昭和・平成子ども俳句秀作選集』(国書刊行会)、『ふるさと』(共著・NHK出版)など多数。

篆書がわかる30教程
◆本書の特徴◆
・30教程に凝縮した学びで、篆書体の大半がマスターできるよう編集。
・速修を望む人にも、じっくり学びたい人の学書にも対応した教程構成。
・「部首別篆体一覧」の掲出順序は漢和辞典に従う。
・「頻度の高い篆体要素」の掲出順序は初画引き分類法を採用。
・ヘン、ツクリ、カマエ、カンムリ等の表現を努めて同一とするよう留意。