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【11/25発売】ムシの考古学図鑑

【11/25発売】ムシの考古学図鑑

書名 : 【11/25発売】ムシの考古学図鑑
編著者 : 森 勇一
価格 : 3,300 円
初版年月日 : 2025/11/25
ISBNコード : 9784639030799
在庫状況 : ご予約受付中
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体裁

26cm/B5判並製・カバー/196頁(オールカラー)

内容紹介

ムシの化石で歴史がわかる!?
小さな化石の大発見、昆虫考古学の世界
縄文のムラと、人里に住むムシ/弥生の水田と水辺のムシ/街道をいくフンコロガシ/信長に焼かれた城のムシ……
埋もれた遺跡の風景が、ムシで鮮やかによみがえる!

著者紹介

森 勇一(もり ゆういち)
1948年 愛知県生まれ。
三重大学大学院生物資源学研究科博士課程修了 博士(環境史学・昆虫生態学)。
愛知県立津島高等学校教諭、愛知県埋蔵文化財センター課長補佐、国際日本文化研究センター共同研究員・同客員准教授、金城学院大学などを経て、現在 東海シニア自然大学講師、NHK文化センター講師ほか。
主な編著書
単著『アンモナイトの約束』『東海のジオサイトを楽しむ』『東海・北陸のジオサイトを味わう』『ぶらり東海・中部の地学たび』(以上、風媒社)・『ムシの考古学』『続・ムシの考古学』(以上、雄山閣)。
共著『環境考古学ハンドブック』(朝倉書店)・『環境考古学マニュアル』(同成社)・『新しい研究法は考古学になにをもたらしたか』『古代に挑戦する自然科学』(以上、クバプロ)・『縄文文明の発見』(PHP研究所)・『弥生文化の研究10』(雄山閣)。
編著『地球のふしぎ探検(東海編)』・『いきいき生きもの観察ガイド(東海編)』(以上、風媒社)ほか多数。

目次

1.旧石器時代
01 3万年前、津軽海峡を渡ったゲンゴロウ
02 シカ糞を保存した3万年前の地底の森
03 日本最古の人類遺跡・野尻湖

2.縄文時代
04 食されていたか?キマワリ幼虫
05 ショウジョウバエの多産が意味するもの
06 スゴイ縄文遺跡にスゴイ虫
07 クリを植え、畑作物を栽培していたキ・タ・モ・ト人
08 国史跡「デーノタメ遺跡」に美麗昆虫
09 星降る中部高地の豊かな縄文ライフ
10 3,000年前、5mの泥土に埋もれたアブラゼミ
11 ウッドサークル構築の縄文ムラにゲンゴロウモドキ
12 5,000年前のサナギ 羽化することなく
13 「君の名は。」の聖地は、石棒の聖地?

3.弥生時代・古墳時代
14 日本海側最大の弥生ムラに何があったの?
15 中部地方屈指の大集落に50万匹の糞虫
16 伊勢の海のランドマークだった古墳列
17 四つの眼を持つミズスマシ
18 ブタ小屋にいたムシ
19 漆黒の貴公子・クロカナブン
20 1mmの昆虫片が語る苦難・苦闘の米作り
21 子持勾玉に祈るムラの平安

4.奈良時代・平安時代
22 人馬行き交う安倍郡衙、井戸の中まで糞虫が……
23 聖武天皇も見た恭仁宮の白い花
24 日本列島から姿を消したムシ、井戸の中から
25 国司さまはミントがお好き?
26 ウルシに絡めどられた13匹の「蚊」
27 立山ミクリガ池の底からアザミ大好きっ子

5.鎌倉時代・室町時代
28 津波に襲われ溺死したムシ
29 中世都市の穀倉―貯穀性昆虫の大繁殖
30 謎の「昆虫ダンゴ」
31 信長に焼き討ちされた畑からテントウムシ
32 家康と戦った一向一揆の拠点にいたムシ

6.江戸時代
33 浅間泥流に焼かれた貯穀害虫
34 食品害虫が語る甲府城下の賑わい
35 仙台城二の丸武家屋敷に夜な夜な現れる緑のムシ

7.地質時代
36 夜叉ヶ池にすむゲンゴロウの不思議
37 暗黒の風穴に10万年の命リレー
38 氷期到来を告げるマークオサムシ
39 トカラギャップで退路を断たれた熱帯性昆虫
40 黒い装甲車―日本にもいた巨大糞虫
41 日本最古、2億年前の昆虫化石

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