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中近世和鏡の研究

中近世和鏡の研究

書名 : 中近世和鏡の研究
編著者 : 青木 豊
価格 : 9,900 円
初版年月日 : 2021/3/25
ISBNコード : 9784639027522
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判上製・カバー/312頁

内容紹介

中近世和鏡の鏡背意匠はどのような精神観念を表していたのか。
神社に伝世する和鏡の調査、和鏡を伴う遺跡の発掘などを通じて、中近世和鏡の名称や鏡背文様が有する意味と和鏡にかかわる精神性を検討し、中世から近世にかけての変遷を追う。

著者紹介

青木 豊(あおき ゆたか)
1951年 和歌山県橋本市生まれ
國學院大學文学部史学科考古学専攻卒業 博士(歴史学)
現在 國學院大學文学部教授
《主要著書・論文》
『博物館技術学』『博物館映像展示論』『博物館展示の研究』『集客力を高める 博物館展示論』(以上単著)、『史跡整備と博物館』『明治期 博物館学基本文献集成』『人文系博物館資料論』『人文系博物館資料保存論』『人文系博物館展示論』『神社博物館事典』『棚橋源太郎 博物館学基本文献集成 上・下』(以上編著)、『博物館学人物史 上・下』『大正・昭和前期 博物館学基本文献集成 上・下』『博物館学史研究事典』『博物館と観光―社会資源としての博物館論―』『中国博物館学 序論』『近代建築利用博物館事典』『博物館が壊される―博物館再生への道―』(以上共編著)、『博物館ハンドブック』『新版博物館学講座1 博物館学概論』『新版博物館学講座5 博物館資料論』『新版博物館学講座9 博物館展示論』『新版博物館学講座12 博物館経営論』『日本基層文化論叢』『博物館危機の時代』、以上雄山閣、『和鏡の文化史』(単著、刀水書房)、『柄鏡大鑑』(共編著、ジャパン通信社)、『博物館学Ⅰ』(共著、学文社)、『人間の発達と博物館学の課題 新時代の博物館経営と教育を考える』『地域を活かす遺跡と博物館―遺跡博物館のいま―』(共編、同成社)『新編博物館概論』(共著、同成社)、『観光資源としての博物館』(共編、芙蓉書房出版)ほか論文多数

目次

はじめに
第1章 鏡の形と観念
 第1節 和鏡の概念
 第2節 和鏡の成立― 唐鏡から倭鏡をへて和鏡へ―
 第3節  日本文化に見る鏡展示及び鏡を応用した展示
第2章 中近世の和鏡研究史
第3章 中世の和鏡
 第1節 住之江鏡・住吉鏡に関する一考察
 第2節 擬漢鏡に関する一考察
 第3節 鎌倉の中世和鏡
第4章 和鏡と信仰
 第1節  鏡信仰上の和鏡の形態と仮称「椎葉鏡」の提唱― 宮崎県椎葉村に伝世する和鏡を事例として―
 第2節 和鏡を用いた前立― 和鏡使用法の一例―
 第3節 オッテグラ出土の和鏡― 利島に於ける中世和鏡の使用事例―
第5章 中世の大形和鏡・中形和鏡
 第1節 大形和鏡の概要
 第2節 社寺の鏡
 第3節 奉納鏡
 第4節 神輿につけられた鏡― 大國魂神社・土佐神社の中形和鏡―
第6章 伊豆島嶼部の和鏡
 第1節 伊豆諸島の祭祀の歴史的環境
 第2節  大島・利島・新島・式根島・三宅島・御蔵島・八丈島の和鏡
 第3節  利島所在の堂ノ山神社境内祭祀遺跡出土和鏡
 第4節 阿豆佐和気命神社境内祭祀遺跡
第7章 近世の鏡
 第1節 柄鏡の出現の社会背景と形態的変遷
 第2節 魔鏡考
 第3節 八丈小島所在の鳥打・宇津木遺跡 結章
 第1章 鏡の形と観念
 第2章 中近世の和鏡研究史
 第3章 中世の和鏡
 第4章 和鏡と信仰
 第5章 中世の大形和鏡・中形和鏡
 第6章 伊豆島嶼部の和鏡
 第7章 近世の鏡
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