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墓からみた近世社会

墓からみた近世社会

書名 : 墓からみた近世社会
編著者 : 坂詰 秀一 松原 典明
価格 : 2,860 円
初版年月日 : 2021/08/10
ISBNコード : 9784639027805
シリーズ名 : 近世大名墓の新視点
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

21cm/A5判並製・カバー/232頁

内容紹介

新シリーズ〈近世大名墓の新視点〉創刊!
第一巻「墓から見た近世社会 墓所の考古学的調査からみた大名家―その思惟の諸問題」
近年の考古学的な調査をもとに、墓所と位牌・葬法の実態・親族形成・儒家の葬制など多様な視点から大名墓を検討し、近世社会のありよう、またその思惟を照らし出す。

著者紹介

監修者紹介
坂詰秀一(さかづめ ひでいち)
立正大学特別栄誉教授
1936 年東京都生まれ。
立正大学大学院文学研究科(国史学専攻)修了。文学博士。
立正大学文学部教授、立正大学名誉教授を歴任。
主要編著書に『歴史考古学の視角と実践』(1990、雄山閣出版)、『太平洋戦争と考古学』(1997、 吉川弘文館)、『転換期の日本考古学』(2021、雄山閣)、『釈迦の故郷を掘る』(編著、2015、北隆館)、『日本歴史考古学を学ぶ』(3巻)(共編著、1983 ~’86、有斐閣)、『論争学説 日本の考古学』(7巻)(共編著、1986~’88、雄山閣出版)、『仏教考古学事典』(編著、2003、雄山閣、2018 新装版)、『新日本考古学辞典』(共編著、2020、ニューサイエンス社)など。
編者紹介
松原典明(まつばら のりあき)
石造文化財調査研究所代表
1960年京都府生まれ。
立正大学大学院文学研究科博士後期課程中退。
主要編著書に『近世宗教考古学の研究』(2009、雄山閣)、『石造文化財への招待』(2011、ニューサイエンス社)、『別冊季刊考古学20 近世大名墓の世界』(共編著、2013、雄山閣)、『近世大名葬制の考古学的研究』(2012、雄山閣)、 『近世大名葬制の基礎的研究』(2018、雄山閣)、『近世大名墓の考古学―東アジア文化圏における思想と祭祀』(編著、2020、勉誠出版)など。

目次

刊行にあたって(坂詰秀一)
Ⅰ 墓所と位牌
鳥取藩着座家 米子荒尾家墓所と位牌(大野哲二)
 知恵伊豆ゆかりの深井家墓所とその周辺(磯野治司)
 佐賀藩鍋島家直臣の墓と家系復元(小林昭彦)
 泉州地域の「関東系板碑形墓標」(三好義三)
新見藩関家菩提寺・西来寺徳翁良高寿塔碑銘考(白石祐司)
Ⅱ 埋葬の実態
岡山藩池田家埋葬考(北脇義友)
Ⅲ 墓と親族形成
 米沢藩上杉家葬制の再検討(松原典明)
Ⅳ 儒家の葬制
豊後の三浦梅園と葬制(吉田博嗣)
岡藩圓福寺の儒教式墓(豊田徹士)
Ⅴ 墓所の調査と保存
 高島藩諏訪家墓所・頼水石廟再考(小林深志)
Ⅵ 考古学による近世社会の読み解き(松原典明)
あとがき(松原典明)

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