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季刊考古学別冊37 古代国府の実像を探る

季刊考古学別冊37 古代国府の実像を探る

書名 : 季刊考古学別冊37 古代国府の実像を探る
編著者 : 江口 桂 大橋 泰夫
価格 : 2,860 円
初版年月日 : 2022/6/25
ISBNコード : 9784639028161
シリーズ名 : 季刊考古学 別冊
在庫状況 : 在庫あり
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体裁

26cm/B5判並製/144頁

内容紹介

令制国の中心であった国府はどのように成立し、地域のなかで発展していったのか。これまでの発掘調査により、地域ごとに具体的な姿が明らかになってきた。
その成果と文献史学、考古学、歴史地理学など多様な視点から、国府に関する個別の研究課題ごとでテーマを設定し、古代国府の実像に迫る。

巻頭口絵に誤りがございました。下記のとおり訂正しお詫び申しあげます。
口絵3 頁目下
誤:14 備前国庁の復元模型
正:14 肥前国庁の復元模型

著者紹介

大橋泰夫
島根大学法文学部 教授
1959 年生まれ。博士(文学)。
主な著書に『古代国府の成立と国郡制』『出雲国誕生』がある。

江口 桂
東京都府中市文化スポーツ部ふるさと文化財課
1966 年生まれ。博士(史学)。
主な著書に『古代武蔵国府の成立と展開』,編著に『古代官衙』がある。

目次

季刊考古学・別冊37 古代国府の実像を探る 目次

序章 特集「古代国府の実像を探る」にあたって

第1章 古代国府の成立、変容、中世国府へ
 国府の成立―前身官衙と国府―(大橋泰夫)
 国府の成立(市 大樹)
 平安時代における国府の変容―考古学の発掘調査から―(江口 桂)
 国府の変容―文献史学から―(佐藤泰弘)
 古代国府から中世国府へ(千葉孝弥)
 中世府中の成立と総社―武蔵国府の都市景観―(小野一之)

第2章 国府の構造と景観
 国府と都城―楼閣および朝堂と脇殿―(青木 敬)
 文献史料からみた国府(馬場 基)
 国府の構造と景観(深澤靖幸)
 国府の立地と空間構造(門井直哉)
 国府の施設―国司館を中心に―(田中広明)
 国衙工房と手工業生産―考古学からみた様相―(津野 仁)
 国衙工房と手工業生産(堀部 猛)
 出土遺物からみた国府―土器を中心に―(松本太郎)
 出土文字資料からみた国府(高島英之)

第3章 国府とその周辺
 国府と祭祀(篠原祐一)
 国府寺と国府付属寺院をめぐって(荒井秀規)
 国府と古代山城(向井一雄)
 国府の建築と技術伝播(海野 聡)
 国府跡の保存と活用―史跡指定から活用へ―(坂井秀弥)

総括 古代国府をめぐる調査・研究の成果と課題(佐藤 信)

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