
季刊考古学・別冊47 日本列島各地の磨製石斧の変遷と技術
第1章 研究の目的と進め方…水ノ江和同
日本列島の縄文磨製石斧
第2章 日本列島の縄文磨製石斧
北海道…長沼孝
東北…八木勝枝
関東…長田友也
北陸…沢田敦
中部…宮坂清
東海…長田友也
近畿…大本朋弥
中国・四国…芝康次郎
九州…板倉有大
第3章 縄文磨製石斧と自然科学分析
石斧石材の保存科学的調査…比佐陽一郎
アオトラ石の自然科学的特性 / 非破壊分析法の確立に向けて…建石徹・犬塚正英

水ノ江和同(みずのえ・かずとも)
同志社大学教授。
1962年福岡県生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程中退。福岡県教育委員会、九州国立博物館、文化庁記念物課を経て現職。九州の縄文文化を起点として日本列島の縄文文化を見直し、東アジアの中の縄文文化を追究する。
《主な著書》
『九州縄文文化の研究―九州からみた縄文文化の枠組み―』(雄山閣 2012)
『縄文人は海を越えたか?「文化圏と言葉」の境界を探訪する』(朝日新聞出版 2022)
『入門 埋蔵文化財と考古学』(同成社 2020)
『実践 埋蔵文化財と考古学』(同成社 2021)